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思い出がころがってる

 最近おこった出来事を覚えられなくて、記憶がとても曖昧になってる。実際は半年前の記憶なのにすぐこの前みたいな感覚がたくさんあって、自分が今いつに居るのかよくわかんないまんま今が過ぎていっちゃうから、「あーいっちゃった」ってやってるうちにまた今がわかんなくなってる。雪つもっちゃうと、もうだめですね。記憶が全部まっしろに埋め尽くされてしまう。街も、記憶も、全部。まっしろ。

 自分からはもうどうあがいても、どんなに振り絞っても、もうなんにも出てこないんじゃないか、もうずいぶん前からカラカラになっちゃってるんじゃないか、なんて考えながら過ごしていました。振り絞り方を間違えてんのかなんなのかわかんないけど、多分使えない貯金ばかり貯めているかんじ。豚の貯金箱に延々千円札を入れ続けているけど、トンカチがないからどうしようもないような。貯金箱落っことして割ればいいって、今気付いた、書きながら。なんとなくつかみ所なく、つかむ気もあるのかないのか、ただただ周りのみんなが幸せになればいいなーとかのんきなことだけ思って生きてるのでいつか痛い目をみるに違いない(いやもう始まっている)。

 ただでもやっぱり周りのみんなが幸せになればいいって思ってるのは真理で、ご飯食べる、とか、風呂入る、とか、寝る、とかそういう普通のことを普通に愛していきたいなあと強く願っているけど、実際問題、社会生活を進めていくとそういう一番大事なシンプルなことを削っていかなきゃいけない場面が多くてなんだかな、と思っています。それに、みんながいっぺんに幸せになるのはどうも難しいらしくて、あっちが幸せになればこっちは幸せじゃなくなる、みたいに対になっていて、全部真っ黒になる日も全部真っ白になる日もこないし、全部ひっくるめてみるとプラスマイナスゼロになっているから、マイナスもまるごと愛すのが一番いいのかなと思いました。むりだけどそんなの。

なにかいてるかわかんなくなったのでおしまい。








1年半前、夏。

肉眼

季節が巡るのがはやすぎるよ。世界が輝きすぎて眩しくて目がくらんでるうちに容赦なくいつの間にか時間だけがさらさらと過ぎていくよ。外から新緑の香りがする。この前まで桜綺麗だなあとか言ってたのにうそみたいだ。

10月と11月頭








人の話を聞くのは再確認の作業でもあるなあとおもいました。再確認というより自分のなかでの答え合わせに近い感覚。新しい発見とかは、あんまりない(そんなもんてめーの内でなんとかしろと思ってる)。

summer trip vol.7 Venezia









とても海が綺麗で何度でも訪れたくなるところでした。ベネツィアングラスのお土産をいくつか買ったんですけど2個くらい堂々とMade in chinaて書いてありましたね。ここにきてまで、おまえ。

サマートリップサマートリップてもう夏終わったわもう冬だわ、てかんじですね。もちょい続きます。

summer trip vol.6 milano

目的地ミラノにつきました。
みんな微笑みながらカメラ向けると微笑み返してくれます。ドゥオモの屋上に上がってまで(エレベーターであがると12ユーロする)昼寝する人がおもしろいと思いました。